わたしたちにできること

2021年4月23日

【疲れているのに眠れない!?】産後の不眠の原因と効果的な対策3選をご紹介!

みなさん、妊娠出産お疲れ様でした!出産には一人ひとりドラマがありますよね。全員が命がけで本当に大変な思いをして出産したことだと思います。

初めてわが子を抱いた時のあの尊さは今でも忘れられません…!「生まれてきてくれてありがとう」と心の底から思いました。(あまりの毛深さに驚いたのも事実ですが…)

しかし、いざ育児が始まると毎日が目まぐるしく過ぎていきますよね。。。ごはんを食べるのもトイレに行くのも自分のタイミングではなかなかできません。

特に睡眠時間なんてほとんど取れないのが現実です。子どもが寝たタイミングや誰かが見てくれている、わずかな時間に寝るしかありませんよね。

でも、毎日疲れ切っているのに”なぜか眠れない”なんてことありませんか?不思議ですよね。私は出産して2、3日はなかなか寝付けなくて困ったことがありました。

今回は疲れているはずの産後に「なぜ不眠になるのか」「不眠の対策」や「予防法」をご紹介したいと思います!

産後の不眠の原因とは?

妊娠中はお腹が大きくてなかなか寝られず、不眠になった人も多いのではないでしょうか?私は夜中に2~3時間おきに目が覚めてしまい、ほとんど眠れず辛い思いをしました。

出産後は大きなお腹からようやく解放され、育児の疲れもあり当然眠れるようになるはずですよね?それなのに、「なかなか眠れない」と不眠で悩む人もいます。

友人も産後の不眠に悩んでいました。少しでも体力を維持するために寝たいのに眠れず、それがストレスになってさらに眠れないという悪循環に陥っていました。見ていてとても辛かったです…。

では、なぜ産後に不眠になってしまうのでしょうか?考えられる原因は大きく分けて3つあります。

原因①ホルモンバランスの変化

出産によりホルモンバランスは急激に変化します。妊娠中、大量に分泌される”エストロゲン”と”プロゲステロン”が出産によって大幅に減少します。これにより、便秘や肌荒れ、不眠といった体調不良を引き起こします。

産後のホルモンバランスが整う時期には個人差がありますが、以下のようにいわれています。

・母乳育児…母乳をやめて約1~3か月後

・ミルク…産後約3か月後

育児のストレスによりホルモンバランスが崩れることもあるようなので、一概にはいえませんが1つの目安として捉えてください。

原因②産後うつ

産後うつは出産直後から3か月の間に現れやすいといわれています。特に生後3か月くらいまでは2~3時間おきに授乳が必要になります。(個人差があります)

そのため、基本的にお母さんは細切れでしか休むことができません。さらに、周りに頼る人がいなかったり、ほぼ1人で育児をしている場合はなおさら、心身ともに疲れ切ってしまいます。こうしたストレスから産後うつになってしまう可能性があります。

産後うつにはさまざま症状がありますが、「不眠」もその1つです。1人で抱え込まず、家族や医療機関に相談してくださいね。

原因③スマホ

産後以外にもいえることですが、スマホが発しているブルーライトは睡眠を妨げる原因の1つです。特に寝る前にスマホを見てしまうと、脳が休まらず質の良い睡眠をとることができません。

スマホが近くにあるとつい手にとってしまいませんか?家族や友人と連絡をとったり、何かを調べたり、SNSを見たり…。

私はよく、育児に関して「同じ悩みの人はいないかな?」と調べたり、子どもの成長の目安や離乳食など情報収集のために使っていました。

手軽で便利なスマホですが、しっかり休むためにも付き合い方には気を付けなければいけませんね。

産後の不眠に効果的な対策3選

不眠の原因がわかれば対策がとれますよね!不眠に効果的な対策が3つあるので、1つずつ見ていきましょう。

家事を手抜きする

個人的にはこれが1番だと思っています。産後間もない頃は、子どもが寝ている間に家事をしていました。反対をいうと、子どもが寝ていないと家事ができないからです。

疲れ切っていたある時、SNSで同じように家事・育児をしているお母さんの投稿を見つけました。「毎日の任務は赤ちゃんの命を守ること」と書かれていたのです。

極端にいえば部屋が汚くたって、ごはんを手抜きしたって「子どもが元気ならそれでいいんだ!!」と気持ちが楽になりました。子どもが小さく、目を離せない時期は思った以上に疲弊します。

家族と協力して家事を分担したり、たまには出来合いのものを食べたり、家事代行サービスなどお母さんの負担が軽くなるようなサービスを利用するのも1つの手だと思います。

こまめに睡眠をとる

子どもが生後間もない頃は、1日を通して長時間眠ることは困難です。子どもが寝たタイミングに合わせてできるだけ一緒に寝るようにしましょう!

産後の身体は疲れやすくなっています。先ほどもいいましたが、ある程度の家事は後回しにして、できるだけ休息をとるよう心がけてくださいね。旦那さんにも話をして協力してもらいましょう。

軽い運動をする

産後は毎日、子どものお世話で1日が終わってしまうのではないでしょうか?

さらに、赤ちゃんが一緒だと運動する機会がめっきり減ってしまうと思います。わずかな時間を利用してストレッチをしたり、階段の上り下りなど体を動かすことを心がけてみてください。

私は子どもを抱っこであやしながらよくスクワットをしていました。上下の動きで子どもが寝てくれる上に、軽い運動にもなるので一石二鳥です!

他にもベビーヨガに参加したり、外出が難しいのであれば自宅で動画を見ながら運動するのもおすすめです!

軽い運動により心地よい疲労感を得ることで、質の良い睡眠につながりますよ。

産後の不眠を防ごう!

産後の不眠を防ぐためには「無理をしないことが1番」です!

周りに頼る

家事や育児はどうしてもお母さんにばかり負担が偏りがちです。生まれたばかりの赤ちゃんは頻繁に授乳しなければいけません。他にもおむつ替えやお風呂、着替え、夜泣き対応、離乳食など、毎日やることが多くあります。

1日や2日なら問題ありませんが、これを毎日お母さん1人でこなすのは大変です。家庭のことですから、旦那さんにも積極的に参加してもらうようにしましょう!

また、お互いの親など頼れる人がいる場合は、状況に応じて頼っても良いと思います。1人で頑張りすぎないことが大切です!

完璧主義にならない

家事・育児は毎日続き、休日がありません。毎日すべてを完璧にこなす必要はないと思います。少し肩の力を抜いて、「このくらいでいいや!」と妥協することも大切です。

今はスイッチ1つで料理ができる電気圧力鍋や自動で掃除をしてくれるロボット掃除機、乾燥機付き洗濯機など、家事をラクにしてくれる家電が多くあります。

便利なものはどんどん活用して完璧主義は卒業しましょう!

まとめ

疲れているのに眠れないのは辛いことですよね。たとえ眠れなくても横になって目を閉じるだけでも良いと思います。

1番大切なことは「無理をしないで休むこと」です。ストレスをためないことが不眠解消の近道になります!

産後はホルモンバランスが崩れ、体もボロボロです。かわいい子どものためにも頑張りすぎず、こまめに休息をとりましょう。子どもにとってもお母さんが元気で笑ってくれていた方が嬉しいはずです!

また、たまには子どもを預けて1人で外出するのもおすすめです!リフレッシュできるので、ストレス解消にもつながります。

育児は何年も続くので、ショッピングやカフェ、友人と会うなど、自分なりの息抜きを見つけておくといいですよ!

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