わたしたちにできること

2020年7月28日

ライフプランを立てて住宅ローンやマイホームの適切な購入時期を計画しよう!

家族を持ち、収入も安定してきたところでマイホームの購入を考えている方も多いのではないでしょうか。

しかし、家を買うというのは簡単なことではありません!

住宅購入には多額の資金が必要となるため、「一歩踏み出しづらい…」と考えている方も多いですよね!

 

まずは住宅購入の前に、一度ライフプランを立ててみましょう!

 

そうすることで、住宅購入の適切な時期や、住宅購入の資金計画が立てられます!

 

今回はマイホームの購入を検討されている方に、住宅購入に対する不安や悩みを、ライフプランを通じて解決していきたいと思います!

 

今後の不安をなくすためにも、しっかりとライフプランをたてて計画的に住宅購入を考えてみましょう!

 

住宅購入とライフプラン

ライフプランとは、将来の人生設計のことです。

人生の中で想定される大きなイベントを考え、お金が必要になるタイミングや金額を把握して計画を立てることをいいます!

大切な人と将来を過ごす上で、必要なものの一つが「お金」です。

いざというときに「お金が足りない!」とならないためにも計画的に資金の準備をしておく必要があります。

 

まずは自分や家族のライフプランを考え、どのタイミングでどれくらいお金が必要になるかを考えます!

そうすることで、マイホームの購入に向けた資金計画が立てやすくなったり、家を買うのに適したタイミングも見えてくるはずです!

 

ライフプランからみる今後の資金計画を立ててみよう!

 

まずはライフプランの一例をみてみましょう!

このライフプランを元に考えると、まず最初に訪れる大きなイベントは結婚です。

 

結婚資金

結婚式の費用は、カップルによって異なりますが、全国平均は約90万円と言われています。(※1)そこにさらに結婚記念品の購入や新婚旅行にも費用がかかる場合がありますよね!

※1 総務省統計局「家計消費状況調査通信」(2015年10月)

 

まず結婚は大きな費用がかかるイベントなので、しっかりと資金計画を練る必要があります!

 

そして次に教育資金について考えてみましょう!

 

教育資金

 

結婚をして、お子様が誕生すると、次は教育資金について考えます。

子供の教育資金ってどれくらいかかるの?と思っている方も多いのではないでしょうか。

子供の資金は、大学卒業までに1,000万円以上かかる場合もあります!(※2)

※2 脚注 ごうぎんナビ〜暮らしに役立つ情報サイト〜

 

特に大学を入学する際には、多額の資金が発生することが予想されるで、子供が生まれてから高校卒業までの間にしっかりと資金を確保しておく必要があります!

 

積立や、学資保険などで、しっかりと事前に資金を準備しておきましょう!

 

住宅資金

 

次にマイホームの購入について考えてみましょう!

ライフイベントで最も資金が必要となるのがマイホームの購入です!

住宅ローンを払い終わるまでには、多くの場合30年以上の長い年月がかかると言われています。その長い年月の間には、様々なライフイベントが待っています。

時には急に大きな費用が必要になる場合もあるかもしれません!

 

マイホームの購入には特にライフプランが重要になります!

もしも働けなくなった時の場合や、生活の変化を織り込んだ資金計画を立てることで、無理なく住宅ローンを払っていくことが可能になります!

 

住宅の購入費用は土地付き注文住宅の購入価格の全国平均は3,955万円、建売住宅の購入価格は3,338万円とされています。(※3)また人口が集中する首都エリアだと、さらに費用がかかり平均を上回る金額になるといわれています。

※3 脚注 2016年度フラット35利用者調査

住宅購入にかかる頭金や諸経費など、一時的にかかる費用が大きいだけではなく、住宅ローンによる長い返済が続くため、他のライフプランと合わせてうまく資金計画を調整する必要があります。

 

次は老後資金についてみてみましょう。

 

老後資金

 

定年退職した後のセカンドライフ資金。会社員など多くの方が退職金を老後の資金の柱だと考えています。

一方住宅ローンを払い終わっていない場合は、退職金で精算をする人も多いとされています。

 

しかし、「人生最後の大きな収入」といわれる退職金ですが、実際に定年まで勤めた場合、自分はいくらもらえるのか、金額を把握している人は少ないようです!

 

老後資金の計画を立てる際は、退職金の額を試算し、いつ頃退職する予定なのか、しっかりライフプランを立てておきましょう!

 

みんなはマイホームをいつ購入してる?

 

「家を買う」という大きな決断。「みんなは何歳くらいで決めているんだろう」と気になりませんか?

それでは、初めて住宅を購入した世帯主の平均年齢をみてみましょう!

グラフをみると、住宅の種類を問わず30代で購入している方が1番多く、次に40代が多いことがわかります。

個人差はありますが、30〜40代にかけて比較的収入や生活が安定してきたときが、住宅購入に適したタイミングなのかもしれません!

 

年収いくらあればマイホームを購入できる?

「実際にどれくらいの年収があれば家を購入できるのか…」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか!マイホームの購入にあたって、どうしても気になるのが金銭面ですよね!

次は初めてマイホームを購入した世帯の平均年収をみてみましょう!

 

グラフを見ると、分譲マンションの平均世帯年収は840万円と突出していますが、その他は平均660~780万円であることが分かります。

中には「ある程度の収入がないと家は買えないかな…」「もっと年収が増えてから検討しようかな…」と考えている方もいるのではないでしょうか!

実際、分譲マンションにおいては、年収600万~800万がもっとも多く、全体でも600万以上が多数を占めますが、注文住宅(全国)、分譲戸建住宅、中古戸建住宅・中古マンションにおいては、世帯収入のボリュームゾーンが400~600万円であり、実際にはどの世帯年収層でも住まいの購入は可能であることがこのグラフから読み取れます!

 

借入できる金額と返せる金額はちがう!?

実際に住宅ローンの借入を行うにあたっては、借入可能額よりも将来的に返済が継続できるかということが重要です!つまり、「借入できる金額」と「返せる金額」はちがうのです!

借入額を多くすると、もちろん購入予算も大きくなりますが、その分返済する負担も大きくなってしまい、将来的に「住宅ローン貧乏」という事態が起こってしまう可能性があります!

無理な借入は今後のライフプランに大きな影響を与えてしまうため、今後のライフベントで必要となる資金などをよく考えてローンを組むようにしましょう!

 

住宅ローンの返済期間の目安は?

住宅ローンは、定年退職するまでに払い終わるのがベストです!定年後は、働いていた時の収入を維持することは難しいため、定年までに払い終わるのがいいでしょう!

退職金で住宅ローンを返済する方もいますが、「人生最後の大きな収入」はセカンドライフ資金として残しておきたいものです!

定年退職後は一般的に現役のころよりも収入が減るため、住宅ローンの返済が残っていると、収入に対するローンの返済負担が大きくなってしまいます。

また、「老後の生活資金にするつもりだった貯金をローンの返済にあてなきゃいけない…」なんてことも起こりかねません!

ゆとりのあるセカンドライフを送るためにも、できるだけ退職時にはローンを完済できるよう返済期間を決めいておくといいでしょう!

 

まとめ

住宅ローンを利用することで、住宅購入に必要な費用を確保することはできますが、産休や怪我などで一時的に働けなくなった場合に、収入が少なくなってしまうケースもあります!

まずはライフプランを考えて、大きな支出が考えられるライフイベントと住宅購入が重ならないかをチェックすることが、住宅購入をスムーズに行うポイントです!

「どこで」「どんな暮らしで」「何にお金をかけるのか」など、住宅購入をきっかけに未来の暮らしを思い描き、理想の姿を実現できるプランを練ってみてはいかがでしょうか!

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