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【チェック項目つき】一人で悩まないために。産後うつの主な3つの原因と対処法を伝授!!
目次
壮絶な出産を終えて、やっと会えたかわいい我が子。
毎日幸せなはずなのに、「なんだか気分が晴れない…」「望んで産んだはずなのに、子どもをかわいいと思えない…。」「育児を完璧にできないなんて、母親失格だ」などと悩んでいませんか?
慣れない育児で産後は環境がガラッと変化します。自分を責めて1人で悩む必要はありません!
今回は産後うつの原因と対処法をご紹介します!産後うつのチェックも試してみてくださいね。
産後うつとは?マタニティブルーとの違いは何?
産後うつとは、出産後に精神的に不安定になることを言います。何事にもイライラしやすく、不眠や食欲不振といった症状が現れます。
出産後はホルモンバランスが乱れ、気分が落ち込んたり、急に不安が襲い涙が出ることがあります。こうした症状が出るのは珍しくなく、多くの母親が経験しています。
みなさんは、似た症状が見られる「マタニティブルー」をご存じでしょうか?産後うつとマタニティブルーは、どちらも「出産後に精神的に不安定になる」点は共通していると言えます。
では、「産後うつ」と「マタニティブルー」の違いは何でしょうか?簡単に表にまとめたので、参考にしてくださいね。
産後うつ | マタニティブルー |
発症時期 | 発症時期 |
産後1ヵ月~2ヵ月 | 産後3~10日 |
発症する割合 | 発症する割合 |
3% | 30% |
期間 | 期間 |
2週間以上持続 | 2週間程度で収まる |
※あくまで目安です。必ずしもすべて当てはまるとは限りません。
私も出産後にマタニティブルーを経験しました。ふとした瞬間に何ともいえない不安に襲われ、涙が止まらなくなりました。
なぜか夫には言えず、ひたすら数日耐えていると自然に症状が収まりました。事前にマタニティブルーのことを知っていたので、「これがマタニティブルーか…」と自覚したのを覚えています。
もし、このような症状が2週間以上続くのであれば、「産後うつ」の疑いがあります。
産後うつの主な3つの原因
そもそも、なぜ産後うつになるのでしょうか?考えられる主な原因を3つご紹介します。
①疲労とストレス
産後は思った以上に睡眠時間が取れません。24時間休みなく続く赤ちゃんのお世話。個人差はありますが、私の場合は2時間続けて寝られた時はラッキーでした。
産後は慣れない育児で余裕がなくなり、睡眠時間が短いと疲れが取れず体力も気力もすり減ってしまいます。
さらに、赤ちゃんが思うようにミルクを飲んでくれない、寝てくれない、泣き止んでくれないなど想定外のことが次々と起こります。
このように、疲労とストレスは徐々に蓄積していきます。
②周囲のサポート不足
旦那さんの仕事が忙しい、または理解がなく協力を得られない、実家が遠方で頼れないなどの理由から育児の負担が母親ばかりに偏ることが多くあります。
また、産後は赤ちゃんと2人きりで過ごすことが多く、外部との繋がりが極端に減る場合があります。そのため、孤立しやすく社会から取り残された気持ちになってしまいます。
産後、体調が回復しないまま1人で頑張りすぎてしまうと、無理がたたって産後うつを引き起こす原因となるので、注意が必要です!
③真面目で完璧主義な性格
真面目で完璧主義なことは素晴らしいことだと思います!ただ、育児において完璧を目指しすぎてしまうと、自分自身が潰れてしまう可能性があります。
育児は想定外のことが連続で起こり、ほとんど思うようにいきません。
完璧を目指すよりも「このくらいでいいや」「まあいっか」とほどほどを目指した方が楽になりますよ。
いくつ当てはまる?産後うつチェック
中には「あれ?もしかして私、産後うつなのかも?」と心当たりがある人もいるのではないでしょうか?
また、以前うつ病にかかったことがある人も、産後うつにかかりやすいと言われています。
次の項目のうち、2週間以上続く項目が多いほど、「産後うつ」の可能性が高くなります。一緒にチェックしてみましょう。
- <産後うつチェック>
- ・イライラする
- ・食欲がない
- ・不眠
- ・疲れやすい
- ・気分が落ち込みやすい
- ・不安や緊張
- ・何かをする意欲がわかない
- ・興味が出ない
- ・赤ちゃんに愛情を感じられない
- ・自分を責める
- ・集中力、記憶力の低下
- ・自分に関心を持てない など
- 一例ですが、当てはまる項目が多い場合は医療機関を受診することをおすすめします。
一人で悩まないで!産後うつの対処法
産後うつやその疑いがあるからといって、決して1人で悩む必要はありません!!誰かに助けを求めるのは悪いことではなく、自分や家族のためにはむしろ”助けを求めるべき”です。
「自分が産後うつかもしれない」または「周りに産後うつの疑いがある人がいる」場合は、次の対処法を参考にしてみてください。
周囲にサポートをしてもらう
旦那さんや実家の両親、友人など周囲に頼れる人がいるのなら、ぜひサポートしてもらいましょう。
もし、周囲に頼れる人がいないのなら自治体に相談するのも1つの手です。また、お子さんを保育園に預けている場合は保育園に相談するのもおすすめです!
私の子どもが通う保育園は”子育て支援”も兼ねているので、「病院に行きたい」「美容室へ行きたい」など親のリフレッシュが理由でも、たまになら登園させることができます。
育児は一人ではできません。周囲のサポートは必須です!
話を聞いてもらう
とにかく誰かに話を聞いてもらいましょう!
会話ができない赤ちゃんとずっと一緒にいると、大人と話をしたくなりませんか?家族や友人など、自分が話しやすい人で良いので話をするだけで気分が晴れますよ。
私は産後、誰かに話を聞いて欲しかったので、しょっちゅう両親に連絡をしたり仕事中の夫に子どもの写真を送り、その日あったことをLINEで頻繁に送っていました。笑
ほかにも育児に関することは両親や保健師さんに電話をして不安を解消していました。一人で不安や悩みを抱えているとモヤモヤしますが、吐き出すとスッキリします!
休息を取る
育児は24時間365日続きます。休息を取らないと、倒れてしまいます。会社で例えると、どんなブラック企業よりもブラックです。。。
毎日気を張って小さな命を守っているんですから、旦那さんが休みの日は、お世話を任せちゃいましょう!
いつもより睡眠時間を長く取ったり、軽く外出するだけでも気分転換になりますよ。
完璧主義を卒業
育児において完璧主義でいる必要はありません。毎日のように想定外のことが起こるのに、全部に対して100%の力を注いでいたら気が狂ってしまいます…。
家事に関しては手を抜くのがおすすめです!とはいえ、急に手を抜くのは難しいかもしれません。
完璧主義の人は、たとえば「今日は洗濯をしなくてもいいや」「晩ごはんはお惣菜にしよう」など、少しずつ手を抜く練習をして、できる時に無理のない範囲でやるのはどうでしょうか?
まとめ
産後うつは一人で悩んだり、自分を責める必要はありません!少しでも疑いがある場合は、周囲に相談したり病院を受診しましょう。
産後の体調不良を抱えたまま育児をするのは本当に辛いですよね。。。母親も父親も同じ、親であることに変わりありませんが、母親ばかりに負担が偏っているケースがほとんどです。
とにかく!無理をせず辛い時は「辛い」、助けてほしい時は「助けて」と、周囲に伝えることが大切です。
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